マイカーローンは2種類ある

マイカーローンを組む時、その貸付元によって2種類あります。マイカーローンは大きく銀行系と信販系に分かれます。銀行系のマイカーローンの貸付元は銀行や信用金庫、農協などが該当します。ディーラーローンなどは信販系となります。

 

貸付元がどちらでもそれ程違いはないのではと思うかもしれませんが、両者には様々な違いがあります。そして、一概にどちらがいいとも言えません。
両者の違いをしっかりと理解して、本当に自分に合ったマイカーローンを選びましょう。

 

ローン自体の金利の違い

銀行系のマイカーローンと信販系のマイカーローンの違いの1つが金利です。信販系のマイカーローンの金利の相場は高く、4.0%~10.0%程度の金利設定が一般的です。特に中古車販売店で斡旋している信販系マイカーローンの場合、8.0%~10.0%が相場となります。中古車販売店の場合、車本体の売却益のみではそれ程儲けが出ないので、金利手数料なども貴重な収入源となります。

 

一方銀行系マイカーローンの金利相場は2.0%~4.0%程度となり、大幅に金利が下がります。銀行系マイカーローンの場合、対象が中古車であっても金利の相場に違いはありません。

 

 

契約中の車の所有権

信販系のマイカーローンの場合、購入する車を担保にしてローンを組みます。その為、ローン支払い完了まで、車の所有権は自分にはありません。所有権が自分にない場合、勝手に改造や売却は行えません。担保として預けている車に乗っているので、感覚的には借りているようなものになります。

 

銀行系マイカーローンの場合、車の所有権は初めから自分にあります。売却や改造の手続きも自由に行えます。当たり前の話ですが、自分で購入した車が初めから自分のものになります。

 

マイカーローン審査の違い

金利が低く、所有権が自分にあるという点を見ると、銀行系のマイカーローンのメリットは大きいです。ただし、金利が低い分、銀行系のマイカーローンの審査は厳しい傾向にあります。

 

一方、信販系のマイカーローンには、審査が通りやすいというメリットがあります。信販系のマイカーローンの審査が通りやすいのには、3つの根拠があります。

 

1つ目の根拠は金利です。金利は低い程、審査は厳しくなります。金利が低ければ、確実に回収しなければ損失が大きくなるので、審査は厳しくならざるをえません。2つ目の根拠は車が担保になっているという点です。担保があるのとないのでは、当然担保がある信販系のマイカーローンの方が審査では有利です。3つ目の根拠は熱の入れ具合です。信販系のマイカーローンは主に車の販売店が斡旋しています。

 

ローンが通らなければ車が売れない可能性がある点、ローン金利から販売店へのキックバックが入ってくる点を考慮して、信販系の方が審査を通すために販売店が積極的に協力してくれます。

 

その分だけ金利で劣るため、審査に通過ができる見込みがあるなら銀行などの金融機関で借りるマイカーローンが優れます。銀行で借りるのであればマイカーローン審査に関してはたしかに厳しくなりますが、代わりに優れた金利で借りられるために返済負担を軽くできます。

 

ローン手続きの違い

銀行系のマイカーローンの場合、販売店で支払う代金を調達するために銀行へ手続きに行きます。手続きが必要という点では信販系のマイカーローンも同じですが、信販系のマイカーローンは販売店で斡旋しているという点が違います。信販系のマイカーローンであれば、販売店での購入手続きと一緒にマイカーローンの手続きもできます。

 

また、融資までの時間が短いのも、信販系のマイカーローンの特徴としてあります。銀行系のマイカーローンの場合、申込みから借入れまでの日数がかかる場合が多いです。

 

借りたお金の使用用途の違い

信販系のマイカーローンは基本的に、車の販売費用としてローンを組みます。その点では銀行系のマイカーローンも同じですが、他の使い道にも利用できるという違いがあります。

 

銀行系のマイカーローンの場合、車の購入費用はもちろん、免許取得費用、車検費用、修理費用など、様々な用途で利用できます。

 

その他、別のローンからの借り換えにも利用ができるようになっています。そのため、高い金利でローンを組んでしまっている方であっても、低金利の銀行系のマイカーローンを利用して返済負担の軽減といったことも可能です。

 

借り換えの際には金利が低いマイカーローンを利用する必要があるので、低金利で借りられるところを探すためにもマイカーローンの借り換えに関しては事前にしっかりと調べておくと良いでしょう。